その他 温瘧:高熱と口渇を伴う瘧
温瘧は、瘧疾という病気の中で、高熱が出るものの、寒けはそれほど強くなく、むしろ体の奥から熱がこもるような病状を示すものです。温瘧は、単に熱が高いというだけでなく、汗が出にくく、強い喉の渇きを伴うことが特徴です。東洋医学では、この温瘧は、熱の性質を持つ邪気が体の中に深く入り込み、体に必要な水分を奪ってしまうことで起こると考えられています。そのため、高い熱に加えて、乾燥した状態が目立つのです。まるで体の中の水分が焼き尽くされてしまうかのようです。温瘧は、病状の変化が早く、重くなる場合もあるので、早く見つけて、きちんと治すことが大切です。特に、体の弱いお年寄りや、まだ小さいお子さんは、重症化しやすいので、より注意が必要です。熱が高いからといって、すぐに温瘧だと判断せず、他の病気の可能性も考えながら、しっかりと症状を聞き、丁寧に診察することが重要です。温瘧は、体の熱だけでなく、水分を失ってしまうことが大きな問題です。体の熱を冷ますだけでなく、体の中の水分を保ち、失った水分を補うことも治療の大切な点となります。熱い時期だけでなく、季節の変わり目など、体のバランスが崩れやすい時期にも起こりやすいので、普段から体の調子に気を配り、早寝早起き、バランスの良い食事を心がけることが、温瘧だけでなく、様々な病気の予防につながります。また、体に熱がこもりやすいと感じた時は、無理をせず、体を休めることも大切です。
