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喉痧(のどざ):その症状と対処法

喉痧(のどざ)とは、喉の奥に炎症を起こす季節性の感染症です。急性の経過をたどり、高熱や喉の痛み、腫れといった症状が現れます。東洋医学では、痧(さ)とは、体内に熱毒が停滞し、発疹や炎症を引き起こす病態を指します。この熱毒は、暑さや湿気といった外邪の影響や、暴飲暴食、過労などによる体内のバランスの乱れによって生じると考えられています。喉痧は、この痧の中でも特に喉に症状が現れるものです。体内にこもった熱毒が、肺や胃の経絡を通じて喉に影響を及ぼし、炎症を引き起こすと考えられています。現代医学的には、喉痧は溶連菌感染症やウイルス感染症などが原因となることが多いと考えられています。細菌やウイルスが喉の粘膜に感染し、炎症を引き起こすことで、喉の痛みや腫れが生じます。また、感染に対する体の反応として、発熱や倦怠感、頭痛といった全身症状が現れることもあります。喉痧の特徴的な症状の一つに、「いちご舌」があります。これは、舌がイチゴのように赤く腫れ上がる症状で、喉痧の診断の重要な手がかりとなります。また、扁桃腺が腫れて白っぽい膿が付着していることもあります。喉痧は、乳幼児や小児に多く発症しますが、大人でも感染することがあります。特に、免疫力が低下している人や、過労、睡眠不足などが続いている人は注意が必要です。感染を防ぐためには、うがいや手洗いをこまめに行い、栄養バランスの良い食事と十分な睡眠を心がけ、体力を維持することが大切です。また、流行期には人混みを避けるなど、感染経路を断つ工夫も重要です。