齘齒

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歯ぎしり:東洋医学からの考察

歯ぎしりは、眠っている間に無意識のうちに歯をこすり合わせたり、食いしばったりすることです。ギリギリと音を立てる場合や、音はしないものの強い力で歯を噛み締めている場合もあります。医学用語では「齘齒(しし)」と呼ばれ、実は多くの人が経験するありふれた症状です。自分では気づきにくく、一緒に暮らしている家族や周りの人に指摘されて初めて認識する人も少なくありません。歯ぎしりの起こり方には、大きく分けて二つの種類があります。一つは、上下の歯をギリギリと擦り合わせる「摩擦型」。もう一つは、ぐっと強い力で噛み締める「クレンチング型」です。摩擦型は音がするため周囲に気づかれやすい一方、クレンチング型は音がしないため自分でも気づきにくい傾向があります。どちらの型も、歯や顎への負担が大きいため、放置すると様々な問題を引き起こす可能性があります。歯ぎしりの頻度や強さ、持続時間は人それぞれです。一時的なものから毎晩続く慢性的なものまで様々で、一晩中続く人もいれば、短時間だけの人もいます。一般的には、睡眠が浅い時に起こりやすく、深い眠りに入ると自然と治まることが多いです。しかし、毎晩のように歯ぎしりが続く場合は、睡眠の質を落とすだけでなく、顎の関節や周りの筋肉に負担をかけ、顎関節症を引き起こすこともあります。また、歯がすり減ったり、欠けたりする原因にもなります。さらに、歯ぎしりの強い力は頭痛や肩こりの原因となる場合もあります。そのため、慢性的な歯ぎしりがある場合は、専門家への相談をおすすめします。