鼻息肉

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鼻息肉:東洋医学からの考察

鼻息肉とは、鼻の粘膜がふくらんで、腫瘤のように大きくなったものです。その見た目から「鼻茸」とも呼ばれています。まるで小さなぶどうの房が、鼻腔内で垂れ下がるようにして大きくなっていきます。大きさは米粒ほどの小さなものから、ビー玉のように大きなものまで様々です。多くの場合、痛みは伴いませんが、鼻の空気の通り道を狭くするため、鼻づまりを引き起こす大きな原因となります。また、においを感じる神経を覆ってしまうため、嗅覚の低下も招きます。さらに、鼻水がのどに垂れてくる後鼻漏や、鼻声、いびきといった症状が現れることもあります。これらの症状は、日常生活において大きな支障となる場合もあります。鼻息肉ができる原因ははっきりと解明されていませんが、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎といった炎症性の病気が関係していると考えられています。これらの病気によって、鼻の粘膜が慢性的に炎症を起こし、刺激を受け続けることで、息肉が形成されやすくなると言われています。鼻息肉の症状が軽い場合は、特に治療を行わず、定期的に診察を受けて経過観察することがあります。しかし、鼻づまりや嗅覚の低下がひどく、日常生活に支障をきたす場合には、治療が必要となります。治療法としては、点鼻薬や飲み薬などの薬物療法、そして手術療法があります。薬物療法で効果がない場合や、息肉が非常に大きい場合は、手術によって息肉を取り除くこともあります。手術後は、再発を防ぐために、点鼻薬などの薬物療法を継続することが重要です。