身癢

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全身にかゆみ?身癢を東洋医学で解説

身癢とは、東洋医学で使われる言葉で、体全体に感じるかゆみのことを指します。かゆみ自体は一つの病気というよりも、様々な要因で起こる症状の一つと捉えられています。西洋医学では、アレルギーや皮膚の乾燥、蕁麻疹などがかゆみの原因として考えられますが、東洋医学では、体の中のバランスが崩れることがかゆみの根本原因だと考えます。このバランスの乱れには、主に「風」「湿」「熱」「燥」「血虚」といった要素が関わっていると考えられています。これらの要素が多すぎたり、少なすぎたりすることで、体内の気や血の流れが滞り、かゆみが起こると考えられています。例えば、「風」は動きのある性質を持っているため、風の影響が強いと、かゆみも移動しやすいものになると考えられています。風の邪気によって引き起こされるかゆみは、移動性で、まるで風が吹くように現れたり消えたりするのが特徴です。また、「湿」は重だるい性質を持っているため、湿邪の影響が強いと、皮膚がむくんだり、かゆみを伴うことがあります。湿邪によるかゆみは、患部がジクジクして、重だるく感じられることが多いです。さらに、「熱」は炎症を起こす性質を持っているため、熱邪が強いと、赤みやかゆみを伴う発疹が出ることがあります。熱邪によるかゆみは、患部が熱を持ち、赤く腫れ上がり、激しい痛みを伴うこともあります。「燥」は乾燥した状態を指し、皮膚の乾燥やかゆみの原因となります。燥邪によるかゆみは、乾燥した皮膚に現れやすく、粉をふいたり、ひび割れたりすることがあります。そして、「血虚」は血液が不足している状態を意味し、皮膚に栄養が行き渡らず乾燥し、かゆみが起こりやすくなります。血虚によるかゆみは、皮膚が乾燥し、カサカサになり、慢性的に続くことが多いです。このように、東洋医学では、かゆみの症状だけでなく、その人の体質や生活習慣なども考慮して、根本原因を探ることが大切だと考えられています。体質を改善することで、かゆみを根本から治すことを目指します。