試胎

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生理

試胎:妊娠後期に見られる痛み

試胎とは、東洋医学で使われる言葉で、妊娠後期、特に八か月から九か月頃に感じる、陣痛に似たお腹の痛みのことを指します。この痛みは、陣痛のように断続的にやってきますが、子宮口が開いたり、赤ちゃんが産まれてくる兆候ではありません。まるで赤ちゃんがお腹の中で向きを変えたり、子宮の壁を蹴ったりしているような感覚で、しばらくすると自然と治まります。そのため、「試しのお腹の張り」という意味で「試胎」と呼ばれているのです。初めてお母さんになる人にとっては、この痛みを本当の陣痛と勘違いしてしまうこともあるかもしれません。陣痛と試胎の違いを見分けるためには、痛みの間隔や強さ、持続時間を観察することが大切です。陣痛は徐々に間隔が狭くなり、痛みも強まり、持続時間も長くなります。一方、試胎は不規則な間隔で起こり、痛みもそれほど強くなく、持続時間も短いです。また、試胎自体は体に悪いものではなく、むしろ出産に向けて体が準備を始めている良い兆候と言えるでしょう。お腹の痛みは不快に感じることもありますが、赤ちゃんが順調に育ち、もうすぐ会える日が近づいていることを実感できる、大切な出来事とも言えます。試胎を感じた時は、まず深呼吸をして落ち着き、様子を見ましょう。痛みが増したり、出血があったりする場合は、すぐに産婦人科の先生に相談することが大切です。また、体を冷やさないように温かい飲み物を飲んだり、お腹を温めたりするのも良いでしょう。ゆったりとした気持ちで、赤ちゃんとの対面を心待ちにして過ごしてください。