その他 つらい肛瘻:原因と治療を知ろう
肛瘻は、肛門の周りの皮膚に小さな穴が開き、そこから膿が出る病気です。この穴は、体の中にトンネルのような管を作っており、多くの場合、腸につながっています。この管のことを瘻管(ろうかん)と呼びます。肛門の周りに膿がたまる肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)という病気がもとで起こることがほとんどです。肛門周囲膿瘍は、細菌によって引き起こされます。肛門の周囲には、肛門腺という小さな腺がたくさんあります。この腺が細菌感染を起こすと、膿がたまり、腫れて痛みを生じます。これが肛門周囲膿瘍です。膿瘍が自然に破れたり、あるいは手術で切開して膿を出したりした後、膿瘍が完全に治らずに、瘻管が残ってしまうと、肛瘻になります。肛瘻になると、肛門の周りが腫れたり、痛んだり、膿が出たりします。また、熱が出たり、体がだるくなったりすることもあります。日常生活に大きな影響を与えるだけでなく、何度も繰り返すこともあるため、きちんと診断を受けて、適切な治療をすることが大切です。東洋医学では、体全体の調和を重視します。自然治癒力を高めて病気を治していくことを目指します。肛瘻の場合、体質や生活習慣を改善することで、再発を防ぐことを目指します。また、体に負担の少ない漢方薬を用いて、膿や痛みなどの症状を和らげます。症状や体質に合わせて漢方薬を選び、体全体のバランスを整えます。ただし、症状が重い場合や、何度も繰り返す場合には、西洋医学的な手術が必要になることもあります。東洋医学と西洋医学のそれぞれの長所を活かし、患者さんにとって最適な治療法を選択することが重要です。
