眼瞼疾患

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風赤瘡痍:眼の周りの腫れと痛み

風赤瘡痍とは、まぶたに起こる皮膚の炎症です。まぶたの皮膚が赤く腫れ上がり、熱を持ち、強い痛みを感じます。まるで風が吹いたように急に症状が現れ、赤く腫れ上がった患部が瘡蓋(かさぶた)で覆われた状態になり、まるで火傷のように見えることから、風赤瘡痍と呼ばれるようになりました。この病気は、帯状疱疹ウイルスによって引き起こされます。このウイルスは、子供の頃にかかる水疱瘡の原因となるウイルスと同じものです。水疱瘡が治癒した後も、ウイルスは体内の神経節に潜伏し続けます。そして、加齢や過労、ストレスなどによって体の抵抗力が弱まった時に再び活性化し、神経に沿って広がり、皮膚に炎症を引き起こします。顔面の神経に影響が出た場合、まぶたに発症するのが風赤瘡痍です。初期症状としては、皮膚のピリピリとした違和感やかゆみが現れます。その後、まぶたが赤く腫れ上がり、小さな水ぶくれができます。水ぶくれが破れると、びらんと呼ばれるただれた状態になり、かさぶたができます。痛みは強く、眼の痛み、頭痛、発熱を伴うこともあります。風赤瘡痍は、適切な治療を行わないと視力に影響を及ぼすことがあります。角膜(かくまく)に炎症が及ぶと、角膜炎を起こし、視力が低下したり、最悪の場合失明に至ることもあります。また、顔面神経麻痺を引き起こすこともあり、顔の表情が変化することもあります。そのため、早期の診断と治療が非常に重要です。特に、高齢者や抵抗力が低下している方は注意が必要です。皮膚の症状だけでなく、眼の痛みや視界のかすみ、ものが見えにくいなどの症状が現れた場合は、すぐに眼科を受診しましょう。東洋医学では、風赤瘡痍は体の抵抗力の低下と深く関係していると考えられています。体のバランスを整え、抵抗力を高めることで、再発を予防することが大切です。