白駁風

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美肌

白駁風:肌の色の変化を知る

白駁風は、皮膚の色つやが部分的に抜け落ちてしまう病気です。大小さまざまな白い模様が肌に現れ、その形も様々です。この白い模様は、肌の色を作るもととなる「メラニン」という色素を作り出す細胞「メラノサイト」の働きが弱まったり、無くなってしまうことが原因です。白駁風は体のどこにでも現れる可能性があり、特に顔、手、足、口、鼻、目といった、服で覆われていない部分に多く見られます。また、髪や口の中といった場所にも影響が出ることがあります。白駁風自体は痛みやかゆみといった体の症状はほとんどありません。しかしながら、見た目の変化によって心に負担を感じたり、日光に当たりやすくなってしまうといった問題が起こる可能性があります。白駁風は、風邪などのように人から人へとうつる病気ではありません。原因ははっきりとは分かっていないものの、自分の免疫の働きが自分の体を攻撃してしまう「自己免疫疾患」、親から子へ受け継がれる「遺伝」、神経の働き、周りの環境といったものが複雑に絡み合って発症すると考えられています。世界の人口のおよそ0.5~2%の人が白駁風にかかると言われており、皮膚の病気の中では比較的よく見られる病気です。どの年齢でも発症する可能性がありますが、多くの場合、20歳より前に発症します。白駁風は長く続く病気で、自然に治ることは稀です。しかし、適切な治療を受けることで、症状が悪化するのを防いだり、皮膚の色つやを回復させたりすることが可能です。