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血分熱毒:症状と東洋医学的理解

血分熱毒とは、東洋医学で使われる体の状態を表す言葉の一つです。簡単に言うと、体に悪い影響を与える熱と毒が混ざったものが、血液の深いところまで入り込んで悪さをしている状態のことを指します。東洋医学では、体の中に本来備わっている生命活動を支えるエネルギーのようなものを「気」「血」「水」の三つで考えます。このうち「血」は血液だけでなく、血液の働き全体を指し、全身に栄養を運び、潤いを与えています。この大切な「血」に、熱の性質と毒の性質を持つ「熱毒」が入り込むと、様々な不調が現れます。熱毒は、体の中で作られたり、外から入って来たりします。例えば、辛い物や脂っこい物を食べ過ぎたり、お酒を飲み過ぎたり、細菌やウイルスが体の中に入ってくると熱毒が生じやすくなります。また、精神的なストレスや過労なども熱毒を生む原因になると考えられています。この熱毒が血の中に入り込むと、血液の流れが悪くなり、体に栄養や潤いが行き渡らなくなります。その結果、高熱やひどい炎症、皮膚の発疹、出血しやすい、強い口渇、意識障害、精神の錯乱など、様々な症状が現れます。西洋医学の考え方で当てはめると、敗血症や重症感染症、一部の自己免疫疾患などに近い部分もありますが、東洋医学では、熱毒の性質やその人の体質などを総合的に見て判断し、治療を行います。熱毒を取り除き、血液の流れを良くすることで、体のバランスを整えて健康な状態へと導きます。