生理 つわりを東洋医学で考える
妊娠初期に現れる、吐き気や嘔吐を中心とした諸症状は、一般につわりと呼ばれています。つわりは、人によって症状の重さや現れ方に大きな違いがあります。全く症状がない人もいれば、日常生活に支障が出るほど重くなり、入院が必要になる人もいます。つわりの症状として代表的なのは、吐き気や嘔吐です。朝起きた時や、空腹時、特定の匂いを嗅いだ時などに吐き気を催すことがあります。また、実際に嘔吐してしまう人も少なくありません。吐き気や嘔吐以外にも、食欲がなくなる、体がだるい、頭が痛い、立ち暈みがする、唾液がたくさん出る、特定の匂いに敏感になるといった様々な症状が現れることがあります。例えば、以前は好きだった食べ物の匂いが急に受け付けなくなったり、普段は気にならない匂いが気になって仕方がなくなったりする人もいます。つわりは通常、妊娠4週から15週頃にかけて起こることが多いです。しかし、人によってはもっと早く症状が現れたり、あるいはもっと長く続いたりすることもあります。つわり自体は病気ではなく、妊娠に伴う自然な体の反応と考えられています。東洋医学では、つわりは体のバランスの変化によって起こると考えられています。妊娠によって体の気や血の流れが変化し、その変化に体がうまく対応できないことで、吐き気や嘔吐などの症状が現れると考えられています。ほとんどの場合は心配ありませんが、あまりにも症状が重い場合は、水分や栄養が不足してしまい、母子の健康に影響を及ぼす可能性があります。そのため、水分をこまめに摂る、食べられるものを少しずつ食べるなどの工夫をして、体の状態を保つことが大切です。また、症状が辛い場合は、我慢せずに医師や助産師に相談し、適切な対処法を尋ねるようにしましょう。
