風邪 東洋医学から見る喉風
喉風とは、東洋医学の考え方で、急性の喉の痛みや腫れを指す言葉です。現代医学で言う急性咽頭炎や急性扁桃炎といった病気が、この喉風に当てはまることが多いでしょう。喉の痛みは、呼吸をしたり、飲食をしたり、会話をしたりといった、普段の生活に大きな影響を与えます。そのため、出来るだけ早く痛みを取り除くことが大切です。東洋医学では、喉風の原因は、体外からの悪い気、いわゆる「外邪」の侵入だと考えています。特に、「風」の邪気が原因となることが多いです。「風」は動きが速く、変化しやすい性質を持っています。そのため、喉風の症状も急に現れたり、刻々と変化したりする傾向があります。また、「風」は熱を帯びやすい性質も持っています。このため、喉の炎症がひどくなり、熱が出ることもあります。さらに、乾燥した空気も喉の粘膜を傷つけ、喉風を起こりやすくする原因の一つです。空気が乾燥していると、喉の粘膜が乾いてしまい、外邪から体を守る働きが弱まってしまいます。特に、空気が乾燥しやすい冬場は、喉風になりやすい時期と言えるでしょう。また、体内の水分が不足している状態も、喉の粘膜を乾燥させ、喉風を引き起こす原因となります。東洋医学では、これらの原因に基づき、喉風の治療には、炎症を抑え、体の熱を冷まし、乾燥を防ぐことが重要だと考えています。症状や体質に合わせて、適切な漢方薬や鍼灸治療を行うことで、喉風の症状を改善し、再発を予防することができます。日頃から、乾燥した空気を避け、十分な水分を摂ることで、喉風の予防に努めることが大切です。
