分泌不全

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生理

悪露不下:産後の回復を阻む分泌不全

出産を終えた後の女性の体からは、お産の後に子宮の中に残った不要物が出てきます。これを悪露といいます。通常は自然に体外へ排出されますが、排出がスムーズにいかない状態が悪露不下です。お産の後、子宮は縮むことで悪露を押し出します。しかし、子宮の縮みが足りなかったり、悪露の通り道に何か問題があると、悪露が子宮の中に溜まってしまいます。この状態が続くと、産後の体の回復が遅れるだけでなく、細菌などが繁殖しやすくなり、感染症などの病気を引き起こす恐れがあります。そのため、産後の適切な養生は非常に大切です。東洋医学では、悪露のような体の老廃物は「瘀血(おけつ)」と呼ばれ、体の流れを滞らせる原因と考えられています。瘀血があると、気や血の流れが悪くなり、様々な不調が現れることがあります。例えば、腹痛や腰痛、だるさ、冷えなどです。また、悪露の排出が滞ると、子宮の回復も遅れ、更年期障害などの将来的な不調につながる可能性も懸念されます。スムーズな悪露の排出を促すためには、子宮の収縮を助けることが重要です。体を温めることで血行が促進され、子宮の回復を促します。また、バランスの良い食事や十分な休息も大切です。東洋医学では、適切な漢方薬や鍼灸治療を用いることで、瘀血を取り除き、気や血の流れを良くし、子宮の回復をサポートします。産後の体の状態に合わせて適切な方法を選択することで、母体の健康を守り、より良い産後生活を送ることに繋がります。