乳衄

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乳首からの出血:乳衄について

乳衄(にゅうじく)とは、乳首から血が混じった分泌物、あるいは血そのものが出てくる症状を指します。妊娠中や授乳期以外の女性だけでなく、男性にも起こりうる症状です。母乳が出ている時とは異なり、乳衄は深刻な病気が隠れている場合があるため、決して軽く考えてはいけません。自己判断はせず、速やかに医療機関を受診し、適切な検査を受けることが大切です。乳衄の原因は様々です。乳管内乳頭腫と呼ばれる、乳管の中にできる良性の腫瘍が最も一般的な原因です。これは、乳管の内側にできる小さなこぶ状のもので、出血しやすい特徴があります。また、乳腺症などの乳腺の炎症によっても乳衄が起こることがあります。乳腺症は、乳腺組織のホルモンバランスの変化により、胸に痛みやしこりができる病気です。さらに、乳癌などの悪性腫瘍が原因となる場合もあります。乳癌による乳衄は比較的稀ですが、可能性を完全に否定することはできません。そのため、少しでも異変を感じたら、すぐに医師の診察を受けることが重要です。乳衄の症状は、片方または両方の乳首から少量の血が混じった分泌物が出る、あるいは鮮血が出るなど様々です。また、痛みを伴う場合もあれば、痛みがない場合もあります。症状の程度や頻度に関わらず、乳衄が見られた場合は放置せず、医療機関を受診しましょう。早期発見・早期治療が、健康を守る上で非常に重要です。乳房のしこりや皮膚の変化、脇の下のリンパ節の腫れなど、他の症状を伴う場合は特に注意が必要です。普段から自分の乳房の状態をチェックし、異変に気付いたらすぐに医療機関を受診する習慣を身につけましょう。乳房の健康を守るためにも、乳衄について正しい知識を持ち、適切な行動をとることが大切です。