乳様突起炎

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耳の付け根が痛い!耳根毒について

耳の後ろ、触ると少し出っ張っている骨を感じたことはありますか?これは乳様突起と呼ばれる骨で、内部は小さな空洞が蜂の巣のように複雑に連なっています。この乳様突起に炎症が起こる病気を、耳根毒と言います。耳根毒は、耳の痛みや腫れといった症状から始まります。炎症が進むと、ズキズキとした激しい痛みに悩まされ、耳の後ろが赤く腫れ上がります。さらに悪化すると、空洞の中に膿が溜まり、皮膚を破って外に流れ出すこともあります。膿は黄緑色で、独特な臭いを放つこともあります。乳様突起は脳に非常に近い場所に位置しているため、耳根毒を放置すると深刻な合併症を引き起こす危険性があります。例えば、炎症が脳にまで広がってしまうと、髄膜炎や脳膿瘍といった命に関わる病気を引き起こす可能性も否定できません。また、顔面神経麻痺を引き起こし、顔が歪んでしまうこともあります。さらに、内耳に炎症が波及すると、難聴やめまいといった後遺症が残る場合もあります。このように、耳根毒は早期の発見と適切な治療が極めて重要な病気です。耳の痛みや腫れ、発熱などの症状が現れた場合は、すぐに耳鼻咽喉科を受診し、適切な検査と治療を受けるようにしましょう。自己判断で治療を遅らせると、取り返しのつかない事態になりかねません。医師の指示に従い、しっかりと治療に取り組むことが大切です。